2019-01-01から1年間の記事一覧
この年末は結構忙しいところへ、趣味で使うメインPCの交換を始めてしまったため時間がひっ迫。こうなると記事はパスしようかと思いましたが、ほんの小さな工作をしたのでそれを書きます。月に1回は出さないと。。 デスクトップPCは机の下の左右にあるのです…
この連載の途中でだいぶ日にちが空いてしまいましたが、Arduino地震計の第2回目、プログラムの説明に入ります。 オリジナル工作が、「できる」ということがわかったとたんに、その後の取り組みスピードが遅くなりますね^^; 今月は仕事と旅程でだいぶふさがっ…
最近の優秀なセンサーなら地震計作りは簡単そう?とはいえ東西、南北、上下の加速度を50分の1秒以下の単位で、常時正確に記録する装置は工夫のし甲斐がありそう。色々考えたらついハマってしまい、少しずつチャレンジすることにしました。 机上の実験回路で…
リアルタイムクロックにデータを書き込むためのシンプルなツールです。 マイコン機器にRTCを組み込むつど、RTC更新機能を入れていると煩わしくなります。少なくとも3つのボタンスイッチをつけなければなりませんし、メモリーも少し消耗します。Arduino-Uno(…
前回書いた「極座標レーザーエングレーバー」の全プログラムを紹介します。 プログラムは、JPGファイルからプロッター用データを作るPCのプログラムと、それを刻印するArudinoスケッチの2本だけです。それぞれ、200ステップ強と300ステップ弱しかないとても…
この連載の中では初の新メカニズムをご紹介します。オリジナルの極座標エングレーバーで、上の写真はJPG画像から10x5センチに刻印したところです。 メカニズムの形はこれまでの連載中のXY型と同じに見えますが、実は大違いです。 下にあるのはY軸に沿う水平…
前回の回路に別のI2C接続センサーを加えても余裕で処理できるでしょう。それだと面白くないので、試しに別の1ワイヤー・プロトコル(1-wire protocol)の温湿度センサーを加え、温湿度計付時計に拡張してみます。 ディスプレイの表示を2秒ごとに時刻、温度、…
手品ではなく役立つRTC(リアルタイム・クロック)ライターを作ります。アセンブラーでこそできる離れ業、、と作者本人も思います^^ RTC、表示器、ボタン3個を僅か8ピンのPICで処理し、プログラム・メモリー、データ・メモリーともに4分の1ほどしか使いません…
前回書いたとおり、磁気コンパスHMC5883L用のI2C通信ラインSCLとSDAを、TM1637の通信ラインCLKとDIOが共有しています。これで問題なく動いている訳をここで簡単に説明したいと思います。 前回の記事:a-tomi.hatenablog.com 回路図を再度見ます。 PICのI2Cモ…
連載中の新型レーザープロッターは、しばし新しく必要となったメカ部品の一部を手作り中です。少しずつやるために期間がかかりますので、その間に息抜きとしてPICアセンブラーでの別の話題を書いておきます。 下はPICの同じ2ピンに2つの異なる通信プロトコル…
ステッパードライバー(A4988モジュール)の温度を測りました。 この駆動方式の場合、室温28℃で長時間刻印作業をしても次のようにドライバーICの本体は40数℃どまりなので大丈夫ですね。 (光学レンズとサーモの上下差10mmによる若干の視差は未補正です) ブ…
この木製の試作機は頑丈ですが簡単に組みなおせるバラックみたいなものです。現時点ではY軸用のリニアステージは底板に載せてあるだけなのですが、今後メカニズムを入れ替えることで新しいアイデアの他のプロット方式にとりかえるようにしてあります。 現在…
刻印したい画像をパソコンでデータ・ファイルに変換し、SDカードに書き込んで本体のArduinoの入力にします。Arduinoではそれを単純に読み込みながら刻印するだけというのが最も単純でらくちんかと思います。 Arduino側で刻印時に加工できないこともないわけ…
新たに考えたプロッター(レーザーカッター、レーザーエングレーバー)を作成しています。XYメカニズムとは異なる簡素なメカニズムがうまく使えるかをテストするのが、このプロジェクトの目的です。そのため一般的なやりかたもGコードもすべて無視して、画像…
V03木製シャーシ用の部品 前に書いたつぶやくロボカーは、無事に末の孫(4歳男の子)に手渡し。勝手に遊んで「このロボットは壁は全部よけるのに、崖からはおちる・・」と喜んで勝手なことを言ってますww・・(youtube見過ぎ、乱暴だ) a-tomi.hatenablog.com…
薄型ディスプレイ用極細冷陰極管 そのうちに作ろうと考えていたディジタル分光器を試作しました。だいぶ前に掲載した「勝手な分光器」の続きです。 上のグラフは、昔の薄型ディスプレイに使われていた極細冷陰極管(CCFL)の光ですが、これを利用して横軸を…
少し前に書いたロボカーの続きです。ジャイロと近接センサーを加えて木箱に組みました。ステッパー、70ミリタイヤ、前輪に相当するタミヤのボールキャスターなどは、試作品からそのままこちらに組みなおしました。 回路は次のようにしました。毎度きたない手…
前に書いたデユアルGMTレコーダーの続編です。前回の基板を改善し同じものを作ろうとしましたが、ふと気づき、ここではそれを使ってクワッドにしてみました。 カウントが倍になるので、例えば僅か10秒でも大きな乱れなく検出できるのではないかと期待。ちな…
Arduinoロボカーの簡単な試作機です。障害物に近づくと距離などを勝手につぶやき、ぶつかるのを避けて動きます。 例えばコの字の塀の中から次のように脱出します。 www.youtube.com 回路は次のものです。外付け部品が殆どなくシンプルです。毎度きたない手書…
この記事では身近で揃えやすいテスト用線源の例を簡単にご紹介することにします。 自作ガイガーカウンターやガンマ線スペクトロメーターなどの調整に、適切な線源が欠かせません。ご存じの方も多いかと思いますが、カリウム40、セシウム137/134、ウラン235、…
前から考えていた紫外線A/B波の測定器を日曜工作として試しました。 ここしばらくガンマ線スペクトロメータに少しずつ取組中ですが、そちらは後で紹介するとしまして、記事の間があくので気分転換の簡単な工作の話題を。 早くも3月中旬にさしかかり日差しも…
2本のGMTを独立させてカウントする線量計です。 またまた線量計の工作ですみませんが、いくつか特別に調べたいことがあり本機の製作をだいぶ前から考えていました。毎日少しずつ時間をかけて早く作り終えていたのですが、確実な動作を行わせる調整が必要とな…
黒と赤のソケットに注目 イガーカウンターの連載が続いたので、ここらで少し趣を変えたいと思います。題して役立つツール:電子工作の知恵で、ネットではあまりみかけない便利なものを時々ご紹介することにします。なお、放射線測定関連の記事が続きましたが…
2つのGMT(SI-22G)での測定結果比較 SI-22Gで精密に測る方法を考えていました。この年末年始休みを使って新作を作り、ガンマ線の測定をしてみました。手始めに普通の環境で。 今回は感度の高いガンマ線用GM管であるSI-22Gを使いました。長さが215mm、直径が1…