勝手な電子工作・・

勝手なオリジナル電子工作に関する記事を書きます

静電モーターとイオンモーター

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趣味の電子工作。本人は楽しくてしょうがありませんが、長時間部屋に閉じこもりがちでさぞ家の人に嫌われることでしょう。私は長年の習慣で大体は一日30分だけ夜にやることにしていますが、それでも少しは家庭に気を使わないといけません。

楽しみが長く続けられるためには、周囲の人に興味をもたせるとか、たまに家庭に役に立つものを作ったり、または安全なものを見せたりしないといけませんね。

各種のマイコンを試しては応用を長年楽しんでいますが、家で使っているものとしては、防犯カメラや装置のコントロール、環境の記録、電子錠、家の中から外の照明を自動点灯等、結構色々あります。こういうものは周囲も理解しやすいわけです。

ところが例えば、流れの形状観察は私の息の長い趣味ですが、その一環で作るスパーク用の高圧電源とかが、家で役立つことは全くありません。周囲は危険だと思うだけです(超高圧電源例は次の記事などにに少し書いておきました。)

a-tomi.hatenablog.com

危険なので周囲に見せられるものは限られますが、何かいいものがありますかね。以下は静電気の実験で昔から使われているもので古典的なものですが、一般の人でも少しは面白いかも。役に立つものはあまりないですがね^^;

ほかに軸受にネオジムや凸面を使ってみたり、帯電方法を工夫したりなどして遊んでいますが直接役立たないので実験したら壊してすてることになります。過去に作って処分したもので、映像があるうちにどこかに書こうかと思っていましたので、ここに載せてしまいます。

まずは静電モーター。興味だけでいろんな種類を作ってみましたが、比較的鮮明な動画が手元にみつかるのは当面はこの中にある2つだけでした。

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静電モーター用に1万ボルトを作るのは単三電池2本だけでやってますね。

次にイオンモーターの動画ですが、これは自作の数種類の動画が残っていました。2番目にはいっている動画はちょっと音がうるさいかもしれませんがご容赦を。

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こういう生産的でないものは、ふとした興味だけでやってみるわけですが、普段はあまり気が進みません。それでも「ちょこっと」作れるという点では、人にみせるためのものとしてはよいかもしれません。

それぞれの原理は皆さまご存じと思いますが、次に蛇足を書いておきます。

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同じことは液体内でもでき、油の上のごく小さなモーターも回せます。顕微鏡でのぞくと面白いのですが、その動画が残念ながら残ってません。

回す場合の軸受の摩擦をなくすために、反磁性体のビスマス厚板間にネオジム磁石を浮かせてみたことがあります。相当な量のビスマスがいるのが分かった上、溶かして加工するのにはとても時間を消耗して勿体ないので、これで回すところまで至っていませんが。

 

これから書く記事の大半はマイコン応用工作となりそうですが、今回はそうではないものを「ちょこっと」書かせていただきました・・・。