RTC(リアルタイムクロック)は今やとても正確で、1年間の最大の狂いが秒単位のものがあります。上のArduinoにつないだRTCは、なかでも正確なDS3231というICのブレークアウトモジュールです。ファームウェアで短い間隔で温度補正をする工夫がなされたコストパ…
前にブレッドボードでの試作を紹介したNDIR(赤外線吸収型)CO2ロガーを組み立て、室内の測定等色々やってみたのでご紹介します。 前の記事はこれです:テレワークは換気に注意ーArduinoでCO2ロガー(その2):赤外線吸収型 - 勝手な電子工作・・ 今回のセン…
シリアル通信を小さく作る例をArduinoの例で説明したいと思います。少し複雑な工作でも、ESPなどを持ち出さずにUNO(ATmega328P)などありきたりのマイコンで作る「生活の知恵」でもありますし、シリアル通信のアナライザーを作る知恵でもあります。この前後…
テレワークで部屋に籠ることが多い場合は換気が必要です。実際に2酸化炭素が1000PPMを超えると眠くなったり飽きたり・・・。前々回作った測定装置でそうなるのを体感しました。 梅雨明けした暑い夏は、部屋にエアコンかけて閉じっぱなしにすると益々危険そう…
4桁の7セグメントLEDを直接ダイナミック点灯する場合は、少なくとも11本以上のピンを使います。このTM1637というICを用いたディスプレイなら2ピンしか使わずにすみ、見やすく廉価。色々な機会にこれを使っていますが、使い方を質問されることが結構多い部品…
前回の「室内炭酸ガスの濃度測定」で少しご紹介したロガーの製作についてです。前の記事から少し間があいてしまいましたため、ここで急いで簡単にご紹介することにします。 ロガーでは、センサーが空気と接するよう、上の写真のようにケースの右側にとりつけ…
テレワーク中の部屋の換気が悪いと眠くなります。また、人が少しでも集まる部屋は換気が推奨されているところですね。換気の指標として部屋のCO2(二酸化炭素)を測り、1000PPM(0.1%)以下に保てれば「換気がとても良い」と言えるようです(注1)。 世界中…
Windows Paintにマウスで書いた?スピログラフ スピログラフは半世紀も前に流行ったデザイン用のおもちゃで、色んな模様が描けます。その定規は百均でも売られていますが、もはやこれが何であるか知っている人の方が少ないかもしれません。 小さな円を大きな…
Zoom会議の操作を楽ちんにするボタンを、今回はBeetleで作りました。前回の記事(Zoom会議用・・・その3)の最後に少し書いておきましたが、BeetleとはArduino Leonardo互換(というよりサブセット)の小さな基板です。今回作ったのは写真の右側のもので、こ…
注文したArduino Pro Microが届きましたので、今度はそれで製作。この「かんたん操作ボタン」を使うと、家族のリモート団らんでの画面操作も楽ちんになります、あたりまえか^^; 到着したPro Microはコンパチ機。海外なら4ドル前後ですが日本では千円近くとい…
とりあえず簡単な4ボタンを使ってプログラムをめでたく完成しました。ごく短いスケッチでできます。この装置をZoom会議本番で使ってみたら、操作ががぜん楽になりました。プログラムを含めて詳しくご紹介したいと思います。 このサブジェクトの最初の記事(…
お籠り生活の続く中です。Zoomで会議をしている方はとても多いでしょうね。クロマキーなどを自作したりして、、。私もそうですが。Zoomには便利なショートカットキーが色々ありますがなかなか使えません。ホスト側の操作を少しでも楽にしたいと考え、簡単な…
パンデミックが長丁場になりそうです。ニュースなど見ていると貴重な時間があっという間に・・。 Zoom会議だけでできないことも多くて落ち着きませんが、この際はやれることに集中するのがいいかと気づきます。趣味の場の整頓などしている人は多いのではない…
このところ会合をネット開催に替えたり予定を延期したりと、新型コロナウィルスで皆さんたいへん、私もたいへん。これを契機に日本もDXが進めば・・。 そうこうしているとブログ記事が滞ってますがそうはいきませんね。あと数時間しかない今月、勝手な電子工…
古いマイコン(PIC12C509)のプログラムメモリーはEPROMですので、紫外線窓付き以外のモデルでは、プログラムを一度書き込んだら特殊な修正以外はできません。ICの上面にある4桁数字は製造年月(YYMM)です。というわけで20年前のこのマイコンはそろそろ捨て…
この年末は結構忙しいところへ、趣味で使うメインPCの交換を始めてしまったため時間がひっ迫。こうなると記事はパスしようかと思いましたが、ほんの小さな工作をしたのでそれを書きます。月に1回は出さないと。。 デスクトップPCは机の下の左右にあるのです…
この連載の途中でだいぶ日にちが空いてしまいましたが、Arduino地震計の第2回目、プログラムの説明に入ります。 オリジナル工作が、「できる」ということがわかったとたんに、その後の取り組みスピードが遅くなりますね^^; 今月は仕事と旅程でだいぶふさがっ…
最近の優秀なセンサーなら地震計作りは簡単そう?とはいえ東西、南北、上下の加速度を50分の1秒以下の単位で、常時正確に記録する装置は工夫のし甲斐がありそう。色々考えたらついハマってしまい、少しずつチャレンジすることにしました。 机上の実験回路で…
リアルタイムクロックにデータを書き込むためのシンプルなツールです。 マイコン機器にRTCを組み込むつど、RTC更新機能を入れていると煩わしくなります。少なくとも3つのボタンスイッチをつけなければなりませんし、メモリーも少し消耗します。Arduino-Uno(…
前回書いた「極座標レーザーエングレーバー」の全プログラムを紹介します。 プログラムは、JPGファイルからプロッター用データを作るPCのプログラムと、それを刻印するArudinoスケッチの2本だけです。それぞれ、200ステップ強と300ステップ弱しかないとても…
この連載の中では初の新メカニズムをご紹介します。オリジナルの極座標エングレーバーで、上の写真はJPG画像から10x5センチに刻印したところです。 メカニズムの形はこれまでの連載中のXY型と同じに見えますが、実は大違いです。 下にあるのはY軸に沿う水平…
前回の回路に別のI2C接続センサーを加えても余裕で処理できるでしょう。それだと面白くないので、試しに別の1ワイヤー・プロトコル(1-wire protocol)の温湿度センサーを加え、温湿度計付時計に拡張してみます。 ディスプレイの表示を2秒ごとに時刻、温度、…
手品ではなく役立つRTC(リアルタイム・クロック)ライターを作ります。アセンブラーでこそできる離れ業、、と作者本人も思います^^ RTC、表示器、ボタン3個を僅か8ピンのPICで処理し、プログラム・メモリー、データ・メモリーともに4分の1ほどしか使いません…
前回書いたとおり、磁気コンパスHMC5883L用のI2C通信ラインSCLとSDAを、TM1637の通信ラインCLKとDIOが共有しています。これで問題なく動いている訳をここで簡単に説明したいと思います。 前回の記事:a-tomi.hatenablog.com 回路図を再度見ます。 PICのI2Cモ…
連載中の新型レーザープロッターは、しばし新しく必要となったメカ部品の一部を手作り中です。少しずつやるために期間がかかりますので、その間に息抜きとしてPICアセンブラーでの別の話題を書いておきます。 下はPICの同じ2ピンに2つの異なる通信プロトコル…
ステッパードライバー(A4988モジュール)の温度を測りました。 この駆動方式の場合、室温28℃で長時間刻印作業をしても次のようにドライバーICの本体は40数℃どまりなので大丈夫ですね。 (光学レンズとサーモの上下差10mmによる若干の視差は未補正です) ブ…
この木製の試作機は頑丈ですが簡単に組みなおせるバラックみたいなものです。現時点ではY軸用のリニアステージは底板に載せてあるだけなのですが、今後メカニズムを入れ替えることで新しいアイデアの他のプロット方式にとりかえるようにしてあります。 現在…
刻印したい画像をパソコンでデータ・ファイルに変換し、SDカードに書き込んで本体のArduinoの入力にします。Arduinoではそれを単純に読み込みながら刻印するだけというのが最も単純でらくちんかと思います。 Arduino側で刻印時に加工できないこともないわけ…
新たに考えたプロッター(レーザーカッター、レーザーエングレーバー)を作成しています。XYメカニズムとは異なる簡素なメカニズムがうまく使えるかをテストするのが、このプロジェクトの目的です。そのため一般的なやりかたもGコードもすべて無視して、画像…
V03木製シャーシ用の部品 前に書いたつぶやくロボカーは、無事に末の孫(4歳男の子)に手渡し。勝手に遊んで「このロボットは壁は全部よけるのに、崖からはおちる・・」と喜んで勝手なことを言ってますww・・(youtube見過ぎ、乱暴だ) a-tomi.hatenablog.com…